【こぶとりじいさん】いま踊って死ぬなら、死んでもよい、と。

「宇治拾遺物語」の「こぶとりじいさん」は、一般に「正直じいさんが得をし、意地悪じいさんが損をする」という昔話の典型的主題といわれています。。

小さい頃絵本で読んでもらって以来、何度か接してきましたが、いま読むと観点の違う自分に驚きます。

二人の対照的なこぶとりじいさんのダンスですが、 ひとりは「邪念」を目的に自己表現をする場合の限界を示しています。 もうひとりのほうの「本当に誰かに喜んでもらう=その人の心を射抜く」レベルの自己表現は、自己の内面からほとばしる内なる心の声に従っているのですね。

「宇治拾遺物語」 河出書房 町田康さん訳

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