top of page

ジャズサックスの音色の要素-その2「サックス・ネックの角度」

現行の楽器/ビンテージの楽器、そしてアジア製、欧米のもの問わず、接してきていますが いろんな分類のアプローチがあると思います。吹きやすさ・音色の質感(説得力)は重要です。

その要素でおもしろいのがネックの角度です。

個人的によく使用するのはSelmerMarkⅥ、Selmer SuperBallancedAction、Conn Mモデルですが、 それぞれネックの下向き上向きといった角度が異なります。

例としては、この3つだと、左から順にネックの角度が深くなっていきます。 マーク6は口に近いところにマウスピースの位置が自然にきますが、コーンは口の下の方にきやすい、ということです。SBAはその中間です。

よって奏者は、コーンだと意識せずに吹くと少しうつむきになることが多いです。 このことは音色への影響のひとつで、自分の好みに合えばConnという選択も近道かもしれません。

ただ、LeeKonitzもConnを吹いていた時期がありますが、SBAにもどりました。 クラシックを産んだヨーロッパ産のSelmerの音色に帰着する人も少なくありません、、そこは好みですね、、。

「楽器の話」は不定期ですが、次回はラッカーの有無について、です!

Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Classic
  • Twitter Classic
  • Google Classic
bottom of page