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KenichiFujiwara 

藤原健壱 since2015

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新型コロナの対処は国によって異なりますね。スウェーデンのようなロックダウンなしの政策には、命の犠牲が多すぎるという警鐘がありますが<NewsWeek>、日本も含めての世界の今後、いい風が吹いてほしい。

録音/lesson等、"Working from home" 実践しています。来月6月も流動的です。もちろん生命が一番です。情勢は不透明ですが、、実施可能な際は、よろしくおねがいします!

6/13 SAT神戸・岡本 pizza pasta wine ARIORIOアリオリオ TEL:078-436-3866 神戸市東灘区岡本1-14-9 2F 19:30 START alto sax Kenichi Fujiwara藤原健壱  guitar Suomi Morishita森下周央彌 http://ariorio.com/

6/17 WED 大阪 グラバー邸 大阪市中央区谷町5丁目7-3 タニマチカワムラビル9F 20:00START TEL: 06-6768-5963 alto sax Kenichi Fujiwara 藤原健壱、 piano Keiri Fujisaki 藤嵜佳里、 bass Yoshihito Suita 吹田善仁、 drums Jun Iwataka 岩高 淳 http://glover-jazz.com/

サックスの原料は真鍮でそこに通常はラッカーが塗られています。

経年劣化でラッカーが落ちたものや、最近は新品の出荷時点からアンラッカー/ノーラッカーのサックスもあります。

そもそも、ラッカーの塗られたものと、塗られてないものでは音色等に違いはあるのでしょうか?

わたしは「違いはある」と思います。

ラッカーの塗られた楽器は真鍮の振動がラッカーの層で蓄えられて効率よく空気を振動させる。 「息→音」変換の燃費がいいイメージで、吹奏感はモチっとしています。 自分の音をモニタリングしやすいです。

一方、ラッカーのとれたビンテージ楽器の褒め言葉で「枯れている」とよくいいますが、 ラッカーのない分、音のモチっと感はいい意味で少ないです。 そして軽い吹奏感が心地よいともいえます。 そのような状態のビンテージの個体を「枯れている」と形容するのですね。

余談ですがビンテージの「枯れ」感はラッカーだけではなく、 各ジョイント接合部の音伝達のスムースさも影響するようです。

それから、サブトーンはラッカーの有無とは別のテクニックです。

ジャズの先人はどうでしょうか。。

ソニーロリンズSonyRollinsはあまり古い楽器は吹かなかったそうです。 リーコニッツLeeKontzやポールデズモンドPaulDesmondもラッカーのおちた楽器を吹いているのは画像でも見たことがありません。

しかしズードシムズZootSimzは晩年はラッカーがほとんど残ってないsbaです。

どちらが好きかは人それぞれです。。

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