昼間の時間が長くなっていますね。春の近い空気感が今年もサウンド イメージと混ざります。
今月~来月は関東でのユニット(大村氏pf、石井氏b)トリオの打ち合わせ、仕込みをやっています!
室内楽的コンセプトですごく楽しみなユニット。ご期待ください!!


先月は、森下氏g、原氏b光田氏drのカルテットで、大阪グラバー邸さんにて
おかげさまで、没入的にわくわくするサウンドの瞬間が出ました。
お越しいただきましたお客様ほんとありがとうございます!
個人的にConnというブランドの楽器を、考えがあり、トライしました。
久しぶりに野太く新鮮な響きでした。
次回Selmerにて、より繊細かつ深遠なアプローチでお届けします!
次回は4/30WEDにお届けです。ご期待ください!

わたしは凝り性なのか、とにかくそのことに集中するといわゆる寝食を忘れるタイプ。サックスの演奏活動を続ける中でも、リードのことから奏法他、あらゆることにとにかく納得がいくまで追求の手を緩めない笑
sbaも4年吹き込んだのでさすがに息の入れ方など身体の一部。そのうえで、
自分への聞こえ方、
吹き心地、
オーディエンスへの外音、
デジタル録音との相性、、
というフィルターを通せば、音場がfatでwetだとMarkⅥも息を吹きかえすし、逆にvocal boothや現代建築に多いdryな環境だとやはりsbaがその差を埋めやすい。出音の音色をいつもキープしたいなら、意識した方がいい。
余談ですが、MarkⅥかsbaを吹き分けるとネックの角度の違いを感じるので比較してみるとかなりの違い(画像)。
それから、スプリングの強さも違いますね。スプリングの強弱も良い点/悪い点がありますが、詳細は後出予定です!<本文9/17改訂済>

その後、レッスンと録音の仕事でsbaを吹きましたが、手の感覚と息の入れ方がすでにMarkⅥ仕様になっていて、その分sbaの「小さく小ぶりで軽い」という感じがより引き立ったのが良い意味で新しい感覚に感じました。
MarkⅥは現行のYAMAHAさんや、柳澤さん、セルマーSA2~現行、台湾Antiguaに比べても軽くて小振りですが、SBAはさらに軽くて小振りなんだな、という今更の感想。
持つ、というよりも手で包む感じ、重量は軽いけれど音の密度はやはり歴代のセルマーのなかではトップなのも今更ながら意外。
sbaを続けて吹くよりも時々違う機種を吹く方がそれぞれを客観的に見れます。sbaでなんでもやろうとせずにsbaの得意な方向(パワーでなくふわっと倍音をまとわせる)に気づきがあることで、楽器と波長が合う。
そして波長が合えば楽器に合ったフレーズが自然と出てくる、という好循環をしばらく続けてみたい。
