

ゴッホの作品のイメージは、「カフェテラス」や「ひまわり」、「星月夜」、、など色彩のあざやかさが見る者の脳内を刺激する作風が特徴だと思っていました。
実際のmuseumに飾られた作品は鮮やかな色使いとは、良い意味で真逆なものも多数展示されていました。
機織りの職人さんを描いた「Weaver 織工」や、「じゃがいもを植える農民」、「燻製のニシン」 など、補色や鮮やかな色は使わず、事実を淡々と描く。機織りや農業に携わる方々にフォーカスしそれを表現することに専念した、、そんな作品群。
会場では、色彩豊かな「夜のカフェテラス」を観る方々の行列も、確かに多かったのですが、一方で朴訥とした芯のある「繊工(画像)」や「じゃがいもを植える農民」のような作品を食い入るように眺める方もいらっしゃいました。
個人的な感想ですが、表現者としてのゴッホは、文学で例えるとリアリズム(写実主義)である私小説のような作品(「織工Weaver」 等)にこそ、ひっそりと自己の魂を置いたのではないでしょうか。
ありのままのsimpleな表現、、そんなゴッホの原点的な側面にもたいへん感銘を受けました。
晩年のリーコニッツのような。 2026 0113投稿 0114加筆
- 2025年10月16日
音楽を届けるのに、スマホで聴いてもらうことがかなり多い。意外と、スピーカーで聴くという方が多い。
私は最も普及したiPhoneは持つようにしている。
今までのモデルも何らかの形で、すべてチェックしてきた。
そんな中で、かなり以前では6s、最近のモデルではiPhone13がナチュラルで気に入っていた。
特にアコースティックジャズの生の感じがバランスも絶妙だ。
最近になってiPhone17の音がいい、という話を聴くようになり、早速ショップへリサーチに行く。
ここで良くある誤解で、「音の好み」は自然/原音が好きな方と、低音や高音がブーストされた音が好きなかたにおおきくはわかれる。
ここでいう「いい音」というのはアコースティック楽器の音が自然な音色とバランスで聞こえる、ということ。
店内はざわつき、あまり集中はできなかったのだけど、ざっくりの印象は、17よりも、そのときは16の方がバランス良くきこえた。
13も古くなってきたので、数日して16を購入。まず、手持ちの13と聞き比べてみた。
環境は自室で、vol も かえつつの比較。
音源はPaul DesmondのOneSongと、藤原のインスタにアップしているもの。
両音源とも感想は同じで、まず感じたのは16はMac Proのスピーカーに近づいた感じ。
Mac Proのスピーカーの音は、アナログ的な温かみを感じさせる、デジタルとの境界あたりを絶妙に出してくれる。16はそこに迫る。
1点だけ、iPhone16はややbassが出るので、アコースティックのジャズカルテットでいうと、ここまでwood bassが前に出てきこえるのは、好みが分かれる。
おおまかな結論としては、アルトサックスの音域は絶妙だ。まろやかに しあがっている。16のスピーカー関連の仕上げは私はすきだ。
iPhone13はeffectの装飾を感じさせない範囲で原音に迫る。残響が少なめのスタジオでのアコースティックな楽器を聴いた感じ。
クリエイターの立場では、16にあわせて仕上げてしまうよりも、よりシビアな原音に近い13でも聴ける仕上がりにすれば、16では自然にいい感じでeffectされる。。 というふうに行程が決まるわけだ。
17については、仲のいい生徒さんが納期待ちなので、楽しみだ。ざわついたショップで聴いた感想は、16よりも 高音と低音にインパクトを感じた。そこは好みなので、それぞれがhappyになれるものでいい。
今後、17が普及型になるのか、それとも16が根強く残るのか、、興味深い。


いずれも左が13で右が16。
画像の色彩もノーマルで違っている。 2025 10/16加筆
- 2025年9月1日
サックスはアルト音域の木管的な響きがしっくりくる。イメージ通りの音が出ている時は、脳に快感物質が出ている気がするほどだ。
それは聞き手の側、自分が聴き手の時も同様で、音楽の種類やフレーズよりも音色がささると心が動く。
おかげさまで近年は、音のイメージが、生の音としては出るようになってきた。
そのリアリティを落とさずに、訴求媒体に乗せる形も奏者にとって大切な要素。
スタジオの建築材の違いや、vintageマイクと現代マイクとの帯域特性 の違い、
また、アナログとデジタルの異なる各音像の中でのマイキングも興味深い。
sax奏者にとって、木管的リアリティを活かした録りは、はずせない。



