木管的リアリティ
- Kenichi Fujiwara 藤原健壱

- 9月1日
- 読了時間: 1分
更新日:9月3日
サックスはアルト音域の木管的な響きがしっくりくる。イメージ通りの音が出ている時は、脳に快感物質が出ている気がするほどだ。
それは聞き手の側、自分が聴き手の時も同様で、音楽の種類やフレーズよりも音色がささると心が動く。
おかげさまで近年は、音のイメージが、生の音としては出るようになってきた。
そのリアリティを落とさずに、訴求媒体に乗せる形も奏者にとって大切な要素。
スタジオの建築材の違いや、vintageマイクと現代マイクとの帯域特性 の違い、
また、アナログとデジタルの異なる各音像の中でのマイキングも興味深い。
sax奏者にとって、木管的リアリティを活かした録りは、はずせない。



























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