- 9月1日
サックスはアルト音域の木管的な響きがしっくりくる。イメージ通りの音が出ている時は、脳に快感物質が出ている気がするほどだ。
それは聞き手の側、自分が聴き手の時も同様で、音楽の種類やフレーズよりも音色がささると心が動く。
おかげさまで近年は、音のイメージが、生の音としては出るようになってきた。
そのリアリティを落とさずに、訴求媒体に乗せる形も奏者にとって大切な要素。
スタジオの建築材の違いや、vintageマイクと現代マイクとの帯域特性 の違い、
また、アナログとデジタルの異なる各音像の中でのマイキングも興味深い。
sax奏者にとって、木管的リアリティを活かした録りは、はずせない。

- 2023年3月19日
部屋鳴りの中で、アンプやスピーカーを通して「CDとしての再生」を前提に、以前録音したAlice in Wonderlandですが、思い立って新しくリミックスしてみました。
少々のコンプ(音圧調整)、左右のステレオ感とリバーブの再調整、など。
音楽専用でないスマホ・スピーカーでも、それで音楽を楽しむリスナー(私含め)が増えていますね、そのための(自分も楽しめるための)試作トライアルのリミックスです。 インスタグラムの1分の無料音源です、どうぞ。