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KenichiFujiwara 

藤原健壱 since2015

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  • 2023年10月24日

知人に趣味でヘビメタをしてる人がいて、よく私のジャズのライブにもきてもらっていたこともあり、初めて彼の演奏を聴きにいった時のこと。8曲ほどのうちの一曲だけ「今日ジャズの友達が来てくれてるので少し複雑なコードの曲を」と、演奏してくれた。


そこは彼の思いやり。エンターテイメントとしての心意気であり優しさ。彼の気持ちがすごく嬉しかった。、、しかし、、。


友人だからこそ、客(わたし)の好きなジャンルとかは無視して笑、彼のやりたい曲だけを思いっきり演奏しまくって欲しかった気持ちもある。

演者がやりたい音を出して彼のメンタルが昇天する、そんな振動こそが客(わたし)の心を底から動かす、という絵。



サックスのサウンド、、、特に音色は、千差万別で、同じ楽器とは思えない程の違いも。


どんな音色やサウンドのスタイルが好きか、、これも絶対値の世界だから食べ物の好みと同じで、ブレようもない。さっきの話しではないけれど、何より自分の好きな音で勝負することでリスナーに届けきる、というスタンスもありだ。


心理学者のユングは「本当に心の底から表出したい自己実現=個性化」について、


自己実現としての表現ができた時、心の潜在層から表出できた本当のものなら それが個性化のゴール、と言っている。


ここからは私見だけど、そのようにして奏者が自分の嘘の無い絶対値の音を出せたときに、潜在層が媒体となり、リスナーと共鳴、波動が生まれる。

徹底的なひたむきな利己が、結果的には利他になる瞬間。


真実の表現は裸の自分をさらけ出せた時に表出するわけで、最後は表現者自身に蓄積された人間力 によるところが大きい。

AIには一歩も近寄れない領域だ。

精進。


補足 023.1029

上のアイディアはアート表現の部分のことで、その下地のベースになる楽器の操作と耳のトレーニングは、

逆に客観目線で、誰でも日々磨くことが大切ですね !



部屋鳴りの中で、アンプやスピーカーを通して「CDとしての再生」を前提に、以前録音したAlice in Wonderlandですが、思い立って新しくリミックスしてみました。

少々のコンプ(音圧調整)、左右のステレオ感とリバーブの再調整、など。

音楽専用でないスマホ・スピーカーでも、それで音楽を楽しむリスナー(私含め)が増えていますね、そのための(自分も楽しめるための)試作トライアルのリミックスです。 インスタグラムの1分の無料音源です、どうぞ。


ジャズリスナーとして、時々思うことの一つに、プレイヤーの共演者との相性のことがあります。ジャズはいろんな個性のぶつかり合いがおもしろみでもあるのですが、まれに「この組み合わせはどうかな?」と思うことがあります。それは共演者同士のダイナミクスの違いですね。


●1975-1977の録音

Paul Desmondの使用マウスピースは、同型のものを私も現場で使うことがありますが、MC Gregory 4A18という ふわっと鳴らすと素晴らしい余韻のある音が鳴るもの。当然デリケートな倍音とダイナミクス。Desmondのスタイル自体もクールに吹き上げるところが彼の持ち味なのだけれど、、、


Chet Baker (trumpet), Paul Desmond (alto sax), Hubert Laws (flute), Bob James (keyboard), Ron Carter (contrabass) and Steve Gadd (drums).



●1960の録音

コルトレーンの奏法は口の形が下唇を巻き込まずにリードをフルに振動させるスタイル。

一方スタン・ゲッツは、下唇を巻き込み、リードの振動は制御されたsmokyなサウンド。

好対照といえなくも無いけれど、、、


John Coltrane and Stan Getz.

Recorded in Germany 1960. Oscar Peterson (piano). Paul Chambers (bass), Jimmy Cobb (drums)


みなさんはどう感じましたか??

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