- 2020年11月18日
A Taste Of Honey(Ric Marlow作詞、Bobby Scott作曲)
1960年に上演されたブロードウェイミュージカル曲。
ビートルズもこの曲を演奏しています。
Paul Desmondポールデスモンドは、原曲とは異次元のイメージで録音しています。
アドリブも繊細で浮遊感がありますね。
曲を理論的に分析するのは好きではありませんが、ぱっと聴いて感じるのは、
ギターのJim Hallが原曲のコード進行をおしゃれに置き換えています。
原曲 Bb Am7 Dm
Jim Hall Bb CM7 Dm
ギター奏者ならでは、つまりBbM→CMはギターだと同じ運指のままスライドさせるわけですね。
この代理コードはほんとに微細なことだけど、とてもいい感じです。
曲のキーがDmで、メロディのところどころにでてくるBの音も教会旋法のドリアン的な響きをだしているのですが、さっきのJim HallのCM7のB音がおしゃれに呼応して浮遊します。
Paul Desmondポール・デズモンドの"From the hot afternoon"のアレンジでも知られる、アレンジャーのDonSebeskyドン・セベスキーによる作品"Bittersweet/You Can't go home again"。
これをベーシストのCharlie Hadenチャーリー・ヘイデン(1937-2014)と ピアニストのJohn Taylor(ジョン・テイラー)がplay。
ブレスが聞こえてきそうな空間に、美しいメロディ・ラインが描かれていきます。 Rachmaninovラフマニノフの「交響曲第二番第三楽章」のメロディがモチーフになっていますね。
- 2020年3月15日
浴びてます。 ジャズの、音楽の源流のひとつ。。
BACH, Johann Sebastian Wohltemperierte
バッハ 「平均律クラヴィーア」
