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KenichiFujiwara 

藤原健壱 since2015

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先日、ある楽器店の方に紹介いただいたSelmer社のsuper balanced action、

シリアルからは1954年ごろの製造なので当時の次の世代のMarkⅥの製造開始とかぶる年代、しかもsilver platedというレアなアルトを試奏しました。


silverということもあってか、鳴りは当時の次世代のMarkⅥに近く、むしろ さらに現代的に思えました。10年ほど前に、同じ年代のやはりsilver platedのsbaを吹いたことがありますが、ほぼ同じ鳴りだったので、近いロットだったのかもしれません。

selmer社は年代に限らず、時々silver platedを出していますが、silver platedということの音色の支配力はかなり大きいように思います。


音圧感が、silver platedの特徴なので、そこが好きなフィールの方には いい感じだと思います。


(画像の左は私物のsba)


知人に趣味でヘビメタをしてる人がいて、よく私のジャズのライブにもきてもらっていたこともあり、初めて彼の演奏を聴きにいった時のこと。8曲ほどのうちの一曲だけ「今日ジャズの友達が来てくれてるので少し複雑なコードの曲を」と、演奏してくれた。


そこは彼の思いやり。エンターテイメントとしての心意気であり優しさ。彼の気持ちがすごく嬉しかった。、、しかし、、。


友人だからこそ、客(わたし)の好きなジャンルとかは無視して笑、彼のやりたい曲だけを思いっきり演奏しまくって欲しかった気持ちもある。

演者がやりたい音を出して彼のメンタルが昇天する、そんな振動こそが客(わたし)の心を底から動かす、という絵。



サックスのサウンド、、、特に音色は、千差万別で、同じ楽器とは思えない程の違いも。


どんな音色やサウンドのスタイルが好きか、、これも絶対値の世界だから食べ物の好みと同じで、ブレようもない。さっきの話しではないけれど、何より自分の好きな音で勝負することでリスナーに届けきる、というスタンスもありだ。


心理学者のユングは「本当に心の底から表出したい自己実現=個性化」について、


自己実現としての表現ができた時、心の潜在層から表出できた本当のものなら それが個性化のゴール、と言っている。


ここからは私見だけど、そのようにして奏者が自分の嘘の無い絶対値の音を出せたときに、潜在層が媒体となり、リスナーと共鳴、波動が生まれる。

徹底的なひたむきな利己が、結果的には利他になる瞬間。


真実の表現は裸の自分をさらけ出せた時に表出するわけで、最後は表現者自身に蓄積された人間力 によるところが大きい。

AIには一歩も近寄れない領域だ。

精進。


補足 023.1029

上のアイディアはアート表現の部分のことで、その下地のベースになる楽器の操作と耳のトレーニングは、

逆に客観目線で、誰でも日々磨くことが大切ですね !



前半は「レコードを聴いてるみたいです」という感想をいただいたくらいメロディcomposeな感じでソロを構築→後半〜アンコールにかけては、強力なリズムトリオとお客さんのおかげで盛り上げてもらいました。ありがとうございます。


サックスの専門的な話ですが、3年前に、20年使ったマークⅥからSuper Balanced Action(sba)に持ち替えての、初のwith drumのフルカルテットでしたが、コントロールもいい感じでした。

sbaとMarkⅥでは息の入れ方や倍音のピッチ感が違っていて、慣れるのに2年弱かなりかかりましたが、トライアルは現場に限りますね。


●Dindi --fast swing version

●Line for lyons by Gerry Mulligan

●Embarcadero by PaulDesmond

●My foolish heart

●Afternoon in Paris



member

with pf 藤嵜佳里、b 吹田善仁、ds 木村優一郎


◎藤原スケジュール次回は7/29の夕方カフェ・タイムにギター森下周央彌氏と神戸です!

お楽しみに!

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