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KenichiFujiwara 

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A Taste Of Honey(Ric Marlow作詞、Bobby Scott作曲)

1960年に上演されたブロードウェイミュージカル曲。

ビートルズもこの曲を演奏しています。


Paul Desmondポールデスモンドは、原曲とは異次元のイメージで録音しています。

アドリブも繊細で浮遊感がありますね。


曲を理論的に分析するのは好きではありませんが、ぱっと聴いて感じるのは、

ギターのJim Hallが原曲のコード進行をおしゃれに置き換えています。


原曲 Bb Am7 Dm

Jim Hall Bb CM7 Dm


ギター奏者ならでは、つまりBbM→CMはギターだと同じ運指のままスライドさせるわけですね。

この代理コードはほんとに微細なことだけど、とてもいい感じです。


曲のキーがDmで、メロディのところどころにでてくるBの音も教会旋法のドリアン的な響きをだしているのですが、さっきのJim HallのCM7のB音がおしゃれに呼応して浮遊します。


<6/20から続く> 50sジャズの大きな動きのbe-bopビバップとwest coast jazzウエストコーストは分離していたわけではなく、西海岸のアートペッパーは独特のサウンドでしたが若い頃の演奏を聴くと、be-bopスタイルの創始者とも言えるアルトのチャーリーパーカーの系譜を思わせるテイクも。今また日本でも人気のリーコニッツも初期のテイクでやはりパーカーの渓流なんだなあ、というテイクがありますね。 ポールデズモンド含めジャズアルト吹きでチャーリーパーカーの影響を受けていない人はほぼいないと思います。

ポールデズモンドとチャーリーパーカーは仲良しで、ウエストコーストのtrumpetterチェットベイカーは、チャーリーパーカーの西海岸ツアーにも参加、後にbe-bop trumpetterのデイジーガレスピー、マイルスデイビスとも何度もギグしています。 These foolish things

piano Dave Brubeck sax Paul Desmond bass Eugene Wright drums Joe Morello

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