- 2020年11月18日
A Taste Of Honey(Ric Marlow作詞、Bobby Scott作曲)
1960年に上演されたブロードウェイミュージカル曲。
ビートルズもこの曲を演奏しています。
Paul Desmondポールデスモンドは、原曲とは異次元のイメージで録音しています。
アドリブも繊細で浮遊感がありますね。
曲を理論的に分析するのは好きではありませんが、ぱっと聴いて感じるのは、
ギターのJim Hallが原曲のコード進行をおしゃれに置き換えています。
原曲 Bb Am7 Dm
Jim Hall Bb CM7 Dm
ギター奏者ならでは、つまりBbM→CMはギターだと同じ運指のままスライドさせるわけですね。
この代理コードはほんとに微細なことだけど、とてもいい感じです。
曲のキーがDmで、メロディのところどころにでてくるBの音も教会旋法のドリアン的な響きをだしているのですが、さっきのJim HallのCM7のB音がおしゃれに呼応して浮遊します。
- 2020年3月15日
浴びてます。 ジャズの、音楽の源流のひとつ。。
BACH, Johann Sebastian Wohltemperierte
バッハ 「平均律クラヴィーア」

- 2019年7月4日
<6/20から続く> 50sジャズの大きな動きのbe-bopビバップとwest coast jazzウエストコーストは分離していたわけではなく、西海岸のアートペッパーは独特のサウンドでしたが若い頃の演奏を聴くと、be-bopスタイルの創始者とも言えるアルトのチャーリーパーカーの系譜を思わせるテイクも。今また日本でも人気のリーコニッツも初期のテイクでやはりパーカーの渓流なんだなあ、というテイクがありますね。 ポールデズモンド含めジャズアルト吹きでチャーリーパーカーの影響を受けていない人はほぼいないと思います。
ポールデズモンドとチャーリーパーカーは仲良しで、ウエストコーストのtrumpetterチェットベイカーは、チャーリーパーカーの西海岸ツアーにも参加、後にbe-bop trumpetterのデイジーガレスピー、マイルスデイビスとも何度もギグしています。 These foolish things
piano Dave Brubeck sax Paul Desmond bass Eugene Wright drums Joe Morello