- 2022年9月23日
練習でのカデンツを、Instagramにアップ。
アドリブのイメージがうまくサウンドに出てるかどうか、、
は、少し日をおいて聞くと「思い込み」なくシビアに聞けるからです。
今回はデズモンドのコード・チェンジでのアドリブ。
jazz standardのThese foolish thingsはシンプルで飽きない名曲ですが、
4小節目から5小節目にかけてのコードは、ジャズ・セッションでは
Cm7-F7 l Bm7-E7 l Bbm7-Eb7 のように半音下りにやることが多いですね。
将棋でいうところの定石?のようなおきまりなのですが、若い頃から実は、
あまりしっくりきてませんでした。
1959年のDave Brubeck quartetのローマ大学での演奏でデズモンドはこの
Cm7-F7 l Bm7-E7 l Bbm7-Eb7
を
AbM-Fm7 l Em7 Em7 l Bbm7-Eb7
というふうに吹いています。
文字でコードを表記してしまうと強引に見えますが、すごくメロディアスで、しかも、とってつけた感がないサウンドに聴こえます。
このあたりのジャズの自由度は楽しみのひとつですね♪
画像クリックでInstagram-Fujiwaraに飛びます
- 2022年8月14日

アメリカ系の特にインストジャズは、音を敷き詰めてドラマティックに、時には複雑なサウンドで聴き手を圧倒する。ヨーロッパのクラシカル音楽でも「圧倒する」というコンセプトは多いですね。
対照的なのは日本古来の和楽/邦楽。
無音の部分いわゆる休符や余韻の存在感が大切で、聴き手はそこにも惹きつけられる。今、奏でられている音が他の音と同じ重みなので、構成としてクライマックスへ向かう、という感覚もない。
Paul DesmondやChet Bakerが日本で人気があることも納得できます。マイルスもある時期そのような(cool jazz)サウンドでした。
- 2022年4月30日
次回、Kenichi Fujiwara TRIOは7/13水曜にお届け。どうぞお楽しみに!
お店 u-ma kagurazaka
場所 東京都新宿区矢来町132-5
東西線 神楽坂st 2(矢来口)の改札から早稲田通りを右へ。
Tel: (03) 6873-6746
メンバー alto sax 藤原健壱、piano大村直治、bass大森哲也
時間 open 18:30 start 19:30
MC ¥3000 drink別
当日はWestCoastJazzのクールな空気感をベースに、各メンバーのカラーがブレンドされ、
その場のインスピレーションで創り直された「そのとき、その場」でしか発現しないジャズをお届けします♪お楽しみに!
