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sax
KenichiFujiwara 

藤原健壱 since2015

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練習でのカデンツを、Instagramにアップ。

アドリブのイメージがうまくサウンドに出てるかどうか、、

は、少し日をおいて聞くと「思い込み」なくシビアに聞けるからです。



今回はデズモンドのコード・チェンジでのアドリブ。





jazz standardのThese foolish thingsはシンプルで飽きない名曲ですが、

4小節目から5小節目にかけてのコードは、ジャズ・セッションでは

Cm7-F7 l Bm7-E7 l Bbm7-Eb7 のように半音下りにやることが多いですね。

将棋でいうところの定石?のようなおきまりなのですが、若い頃から実は、

あまりしっくりきてませんでした。


1959年のDave Brubeck quartetのローマ大学での演奏でデズモンドはこの

Cm7-F7 l Bm7-E7 l Bbm7-Eb7 

AbM-Fm7 l Em7 Em7 l Bbm7-Eb7

というふうに吹いています。


文字でコードを表記してしまうと強引に見えますが、すごくメロディアスで、しかも、とってつけた感がないサウンドに聴こえます。

このあたりのジャズの自由度は楽しみのひとつですね♪

画像クリックでInstagram-Fujiwaraに飛びます






アメリカ系の特にインストジャズは、音を敷き詰めてドラマティックに、時には複雑なサウンドで聴き手を圧倒する。ヨーロッパのクラシカル音楽でも「圧倒する」というコンセプトは多いですね。


対照的なのは日本古来の和楽/邦楽。

無音の部分いわゆる休符や余韻の存在感が大切で、聴き手はそこにも惹きつけられる。今、奏でられている音が他の音と同じ重みなので、構成としてクライマックスへ向かう、という感覚もない。


Paul DesmondやChet Bakerが日本で人気があることも納得できます。マイルスもある時期そのような(cool jazz)サウンドでした。

  • 2022年4月30日

次回、Kenichi Fujiwara TRIOは7/13水曜にお届け。どうぞお楽しみに!


お店 u-ma kagurazaka


場所 東京都新宿区矢来町132-5

    東西線 神楽坂st 2(矢来口)の改札から早稲田通りを右へ。

Tel: (03) 6873-6746


メンバー alto sax 藤原健壱、piano大村直治、bass大森哲也


時間 open 18:30 start 19:30

MC ¥3000 drink別


当日はWestCoastJazzのクールな空気感をベースに、各メンバーのカラーがブレンドされ、

その場のインスピレーションで創り直された「そのとき、その場」でしか発現しないジャズをお届けします♪お楽しみに!



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